『マツが枯れる』(秋田文化出版)の紹介
2006-05-03


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5月1日秋田市に出掛けた帰りに本屋さんで『マツが枯れる』という本を見つけました。出版社は秋田文化出版。発行は2004年11月1日 著者は小山晴子氏。

 帯には 「秋田の松林をこよなく愛した著者は、海岸林をくまなく歩いて、その成り立ちと役割を明らかにした。そして、拡がる「マツ枯れ」に心を痛め、その再生への道をさぐろうとする。今、枯れた海岸林を再び蘇らせるために、一人でも多くの人たちにこの本を読んでいただきたい。」 と書かれております。

 私はためらわずにこの本を購入しました。不思議なことに本の表紙は著者本人の筆になるカシワの絵です。マツが問題なのにカシワの絵とは?

 その秘密はもう一方の帯に書いてありました。 「消えたカシワの秘密! 「松食い虫」の被害によって荒廃した秋田沿岸の松砂防林。ひとりの女性教師が、ふとしたきっかけから松林に魅せられ、その謎を追ううちに気づく「松食い虫」対策のヒント。まるで推理小説を読むような、知的興奮を誘う珠玉のエッセイが25年の時を経て、今よみがえる。」 とありました。

 私は一気に読み終えました。そしてこのエッセイが、出版されたのは2004年ですが、執筆されたのはそれよりも25年も前、1978年頃と知って更に驚きました。

 皆さんも是非お読みください。風の松原の中のカシワの木については、明日写真を掲載します。
[クロマツ関連図書]

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